動物看護師統一試験の現状

 一昨年11月より、日本獣医師会「動物看護職制度在り方検討委員会」(以下、『検討委員会』)において、動物看護師資格に関する検討を重ねてきていることは、会員の皆様には、既にご承知のことと存じます。

 その経緯の中で、既存の認定5団体(日本動物看護学会、全日本獣医師協同組合、日本小動物獣医師会、日本動物衛生看護師協会、日本動物病院福祉協会)は、大同団結し「動物看護職統一試験協議会」(以下、『協議会』)を結成しました。『協議会』は、平成22年度の動物看護師資格認定試験より出題範囲の統一を成しとげ、平成23年度試験(平成24年2月19日実施)では、日本で初の同一日程・同一内容での試験を実施いたします。このような流れの中で、様々な関係者のご尽力により、このたび『検討委員会』の決議により、平成23年9月29日に「動物看護師統一認定機構」(以下、『機構』)が設立され、『機構』会長には山根義久日本獣医師会会長が就任されました。これ以降は、動物看護師資格に関わる諸々の問題は、『機構』組織下で検討・運営されます(『協議会』は、平成23年度試験終了後解散となります)。

 本会(日本動物看護学会)の認定を受けておられる動物看護師会員に関しましては、他4団体の有資格者と共に「『機構』が認める団体が公布した認定者」という定義となり、本会認定動物看護師会員の、「統一資格」移行への諸措置に関しましても、今後は『機構』での検討・決定を経て公表されることになります。『機構』認定による統一資格の設立は、動物看護師の身分確立、社会的認知において、これまで以上の大きな前進になります。会員諸氏におかれましては、多少のご不便をおかけすることになりますが、この前進を学会活動の中で、共に歩んでいきたいと考えております。


日本動物看護学会理事長
動物看護職統一試験協議会会長
桜井 富士朗





Copyright(C)2000-2010 Japanese Society of Animal Nursing All Rights Reserved.